禁煙>ニコチンの力は危険すぎる

タバコにはニコチンという物質が含まれています。
このニコチンは有害物質とされており、吸収率が非常に高く体への
影響も強いです。
『ニコチン中毒』という言葉があるのでわかると思いますが、ニコチンは
依存性が非常に高い物質です。
禁煙ができない人のほとんどがこの『ニコチン中毒』が原因です。

実はニコチンは、タバコとして体内に取り込む場合はそこまで大きな
影響を与える事はありません。だからといって無害ではありません！
ここは勘違いしないでください！！あくまでも程度の話です。
子供がいる喫煙者に注意があります。ニコチンは子供にとって『劇薬』と
されています。誤ってタバコを食べてしまったり、吸殻を浸している水を
飲んでしまった場合、死に至ることがあります。必ず子供の手が届かない
場所で保管・管理するようにしましょう。

ニコチンは体内に吸収されると、脳に影響を及ぼします。
喫煙者の多くは「タバコを吸うと落ち着く、またはリラックスできる」と言います。
私もそうでした。この理由は、脳で働く『セロトニン』というリラックス物質と似た
働きをニコチンが担っているからです。
また、ニコチンを摂取すると脳に興奮や鎮静などの影響も与えます。その為タバコを
吸うと物事に集中できたり、仕事能力が上がる事もあります。

一見プラスっぽい効果なのですが、問題が生じます。
それは「ニコチンが代役を担ってしまう為、本来果たすべき脳内物質が
作り出されなくなってしまう」ことです。
体が「ニコチンが役割を担っているのでセロトニンは必要ない」という状態に
なってしまうのです。
どんどんニコチンに対する依存性は高くなってしまい、結果としてやめられなく
なってしまうのです。