禁煙>食道ガンになると唾液すら飲み込めなくなる！？

『食道ガン』とタバコについて説明します。
食道ガンは喉から胃に至るまでの、25cm位の通り道に発生するガンの
総称です。日本人に多くみられるのは、食道の真ん中から下あたりが
圧倒的に多いです。
罹患率・死亡率ともに男性のほうが高く、女性の約5倍とされています。
年齢では40代後半から発症しやすくなります。

自覚症状としては、
・食道がしみる
・食物がつかえる
が主にあげられます。
食べ物を飲み込んだときに胸の奥がチクチク痛んだり、熱いものを
飲み込んだときにしみるように感じるといった症状は、食道ガンの
初期の頃に出てくる症状です。

ガンがさらに大きくなると、食道の内側が狭くなり食べ物が通りにくくなります。
特にまる飲みしやすい食物を食べたとき、あるいはよく噛まずに飲み込んだときに
起こることが多いです。
さらにガンが大きくなると、食道を塞いで水も通らなくなってしまいます。
唾液すら飲み込めない状態になってしまうこともあります。

喫煙者と非喫煙者を比較すると、食道ガンの罹患率は喫煙者の方が
4倍以上高いというデータが出ています。これはかなり高い数字です。
「後悔先に立たず」という言葉があります。
手遅れになる前に手を打つべきだということを再度認識しましょう！